ゆぎみゅ感想

舞台遊戯王(決闘者の王国編)の感想

今となっては見る影もないけど、私にとって遊戯王はキャラ萌えスタートじゃなくて純粋に面白いアニメっていう立ち位置だったので、遊戯役が成人男性ていうのも全然受け入れてる

もし沼の入りがキャラ萌えだったらor脳裏に刷り込まれた遊戯像が東映版だったらこうスムーズに現実を受け入れられなかったと思いますね正直

風間俊介はマジですごいし偉い

ていうか王国編はカードゲーム漫画の掴み的な役割の長編であって、ストーリーの面白さで言えばやっぱ私はバトルシティ一択、、、、


シアター入場後即スクリーンにウジャトプロジェクションマッピングされててウケた


ねえやっぱ不安になってきた エジプトは凄くて強い超えられますか?お前は生き続けると思った、、、、を超えられますか?闇表のことしか考えられなくてバカみたいだわ

私としては2人の遊戯を区別する必要なんてないと思うし、でもVEPPerもダブルキャストだったから2人の座長がいるっていうゆぎみゅのイレギュラースタイルも受けいれられなくもなくもないっていうか


てかやっぱこれ本心では受け入れられてないのかも
もう自分の気持ちがわかんない、、帰りたい、、、、、、
そこまで考えたところで開幕


なんか遊戯が歌っててウケた

表遊戯の歌のうまさはかなり技巧的というか籠らせ方が声変わりした少年ぽいなと思いました。それでいて歌声そのものは澄んでいる、、、不思議な感じ
一方で闇遊戯の歌声は高音のハスキーな突き抜け方といい抑揚の幅の少なさ?刺々しさがまさに年齢相応の少年らしく、しかしそういう役者の実年齢差による歌唱の特徴の差異がかえって2人のキャラクター性にハマるというか、ハモんないんですか?デュエットしろ早く

なんならダンスは表遊戯の方がスカしてるだろ 抜け感というか。闇遊戯の方がカチッと踊るよね

でも闇遊戯の四角四面さ この歌声・ダンスの固さは、、、全然いい 若くて、、、、表遊戯の小慣れ感もまた良い 2人が生きて、舞台に立ってる、、、、、、、互いに知覚できないながらも、、、、隣で、、、、、離れ離れになることもなく、、、、、歌って踊って、、、、そこに居てくれる、、、、、、それが、、、、、、ほんとに、、、、ありがとう、、、、、、はー城之内かっこよ


正直胸キュン恋度(何?)で言えば断然城之内かも なんか闇表のことはマジで客観視出来ないから、、、

城之内のことは何も気負わずシンプルに見れる ダンスかっこいい、、、声さわやかすぎるし いい奴だし

そもそも遊戯王という漫画を成立させる上で必要な要素は主人公城之内/ライバル海馬ていうデンジくんとマキマさんみたいなトムとジェリーで事足りていて、闇遊戯はプリパラで言う東堂シオンじゃん 全く主人公ではないどころか存在が完全に蛇足、コマの背景で賑やかしやってそうなタイプ

表遊戯に至ってはまあ主人公らしくもあるけど一貫して影が薄過ぎる、それでいて存在感がある、、、、これって黒子ですか?するか。バスケ


つまりだから遊戯王を単にカード漫画として見た場合闇表という文脈は驚くほど不要で、物語の縦の糸をカードゲームとするなら闇表という二つの魂の交感は横の糸なんですね。二つの糸が織りなして遊戯王という一つの漫画になってるわけで、だから要は私は本来城之内みたいなキャラが好きなの!明るくていいやつで、、、

そんな人が舞台に立っていたとしたら恋しないわけない
そういうことです。


でも実際一番遊戯王っぽい喋り方してるのは杏子の人だわ
なんていうか元々遊戯王自体大声でがなるタイプのキャラしかいないから基本的に舞台式の発声法は遊戯王向きで、だからかえって逆に「遊戯王」のトンチキさが舞台というフィルターに合い過ぎてしまうことで薄まっている感は否めないんだけど、その点杏子役はスゴイ
杏子がそこで生きてるかのような、、声も姿も杏子そのもの

多分だけど杏子役の人もブルベ冬だと思う


てか話は全然変わるんだけどアテムはアテム時代はイエベだからゴールドアクセつけてたのに現代転生してからは記憶の名残りでゴールドつける、、、わけじゃなくちゃんと遊戯のパーソナルカラーに合わせてさらっとシルバーつけてるところがオシャレだよね彼

やっぱDSODのAI闇遊戯はお忍び現世だったのか?アテムモード時につけてるのと同じゴールドのバングルつけてるので、、


ストーリーはアニメ準拠ぽくて、DEATH-Tからエクゾディア召喚戦まで短くまとめられてた

予想はしてたがデュエルシーンヤバすぎる

マジでバカデカいカードが出現してきて裏返ってイラストが光ってスクリーンに光の軌跡みたいなんが映って決闘者が歌って踊ってる

カード効果の口頭説明は流石に簡略化されていました。私はアニメ版のカードのテキストスペース早口全音読方式が好きだったのでやや残念だけどキャストがセリフ全部おぼえられねーし覚えたところで歌う時間減るし、何より原作だと効果説明特に読んでないしまあ、、


ていうか今更だけど遊戯のウィッグ崩れなくて凄い

千空のウィッグと遊戯のウィッグ作った人はとっととコールドスリーブにかけなきゃダメ ロストテクノロジーになる 未来にもゆぎみゅを届けるために決して失われてはいけない技術力だろ


海馬でか
マジで生きるコンパスみたいな人いると思ったら海馬


エクゾディア召喚演出良すぎた 闇表が手を重ねてカードをドロー、オレは希望を手にしたんだと宣言した瞬間スクリーンに描かれるのは五芒星、流れる封印されし奇跡、これOST版権使えてほんとよかったよね、

城之内イケメン過ぎる、、、、涙 まだ何もしてない、ただ喋ってるだけ、時々踊るだけで、、、私は、、、これ恋?声が好き、、、、涙


獏良は一人二役なことについて

闇表を別人が演じてるのは遊戯が主人公=一人称だからどっちがどっちか観客に区別はつくけど、獏良は三人称だから、外から見て今獏良の体を使ってる魂がどっちなのか分からないっていうメタ的な理解がこういう配役基準に盛り込まれてるとしたら、すごくよく考えてあるなと思いました。

でも多分そこまで考えてないと思うわ
単にバクラ役に持ってくるイケメンは2.5次元に二人と居ないクラスのイケメンだから一人二役なんだと思うめっちゃイケメン過ぎるため

てかTRPG総カットするのに獏良出す意味あるのか?これもう続編やるしかないだろ
でもバクラのおかげで闇表が会話できたから 互いを見つめたので、獏良くんいつもありがとう


ペガサス役の人がんばりすぎてる えらいわほんとに


今遊戯じゃんけんで最初はグーする時我が名はアテムやったよね?舞台の闇遊戯はなんか俗物だよな

舞台の闇遊戯はひたすら陽キャでノリ軽くて友達多くていい奴そうでこれはこれでいいと思うけど原作の闇遊戯はもっと綾波レイ要素強くない?世間知らずというか

千年王国の王子様なんだけどアテムは。プリンセスセレニティに近いか近くないかで言えばかなり近いよ

声デカいし滅茶苦茶バカだし口悪いし勢いが凄いけど、寧ろ中身は社交性から程遠い世間知らずさを内包してる不思議ちゃんみたいなとこあるだろ 私の目腐ってますか?腐ってると思う
この闇遊戯は人間的過ぎる

逆に表遊戯の落ち着き方はDSOD過ぎる

この表遊戯は遊戯王という物語の結末を既に知ってそう なんかしっとりしてる、、、陰がすごい


拳銃向けられながら遊戯への思いを淡々と吐露して、レアカードに傷がついた辺りから段々ボルデージ上げてって最終的に部下全員ぶっ殺して狂笑する海馬瀬人もうこれこいつが主人公の舞台じゃん リリウムで見たこんな流れ

いやまあ初めから舞台なんですが、、、、なんか海馬の仰々しい台詞回しとか突飛な行動アルゴリズムとかがかなり芝居がかっていて、逆に舞台上のキャラクターとしては極めて真っ当に見える なんかキャスト物凄いイケメンだし、、海馬の物語にカードゲーム要素要らんくねとさえ思わせる演技力というか自己演出力があるよね


ていうかモクバ可哀想じゃない?モクバってほんとにずっと健気で可哀想なのにこの流れで最終的に兄貴が自殺する瞬間まで見届けさせられることを思うとまじで見てらんないよ


舞の人はなんかちょっとタンクトップ小隊感あった

めっちゃ上手いんだけど全然2.5やらせられる雰囲気ある 何なんだこの違いは 声?


てか舞戦好きなんだよなー闇遊戯がレスバに負けた挙句表遊戯の大切さに気づくまるで二次創作のような展開からのカオスの儀式とかいうまじかっこいい神演出入るの脳汁出過ぎておかしくなります。
ここらへんから王国編ラストまで何度読んでも味わい深い闇表でありがとう高橋和希

てか、、、遊戯王とかいう萌え萌え最高天才面白漫画を生み出してくれて本当にありがとうカズキング、、、、、


キースと城之内闘ってるとこ脳休ませてたから城之内がかっこよかったこと以外あんま覚えてない

こうして見ると本田って確かに初期は獏良と千年リングのミステリアスさを演出する一般人目線みたいな役割だったよねってかアニメのアルマトラン編でもリングに操られてたし意外と役割持ててたんだよね


そしてペガサス戦が来てしまいました。
ほんと これだけを見に来たから、、それは嘘だけど
ペガサス役の人本当偉いと思うわ

なんか多分普通に2.5じゃなくて普通の舞台俳優の人だからこんなふうに思っちゃうのかな?一人だけ発声が違うし、、
あんなに上手いのにこんな舞台であんな役を熱演させるの偉いんだけど流石に申し訳なさすぎる 衣装真っ赤だし


でもそんなことは本当にどうでもよく、マインドシャッフルが見られたことで私は人生の悔いが一つ減りました。遊戯ボンデージ着てたし、、、役者は偉いよあんなわけわかんない服と髪着せられて変なセリフ言わされて、、でもそのお陰で私が嬉しい気持ちになりました。過度に興奮すると人間逆に凪になってくるというか、興奮フェーズの先にあるのは成仏フェーズだから

良いデュエルだった。闇表がデュエットし、2人で踊るという、遊戯の一人芝居を二人で演じる、完全二重人格構成の素晴らしき舞台がそこにはあって、お互いを見つめ合っていて、疎通していて、凄いなと思いました


この終わらせ方、、、続き、、、ありますか?
あるといいですよね ウィッグもったいないし
要らないなら私貰うよ


エンドロールでは、エンドロールというものは舞台の醍醐味の一つだと思うんですが、みんなが挨拶して、城之内あたりから一人挨拶になってって、でも最後の座長の遊戯は闇表の二人で挨拶してて、良かった、、、、ほんとに、、、、

なんか挨拶の仕方そのものは闇表両方とも想像通りだったんだけど私今まで見てきた舞台の中でメイン2人が手繋いで階段降りてきたの初めて見たかも 宝塚とかでさえ1人ずつ挨拶するから手繋がなくない?

上手と下手からでてきた2人、闇遊戯がエスコートするわけでもなく表遊戯と闇遊戯が自ずと同時に手を出して繋いで階段降りて手繋いだまま挨拶してた。これあらかじめこうしろって決められてたんだろうな 決めた奴強火で凄いな、、


全員歌唱もすごく良くて、でも全員歌唱の何がいいって海馬らへんの絶対全員では歌わなそうな人も一緒に歌ってるところで、私は遊戯を見てたからあんま覚えてないわ正直

 

以上決闘者の王国編舞台の感想でした。
とても面白かったです。ありがとうございました。

ぜひバトルシティ編、王の記憶編、ファラオの墓編、王家に捧ぐ歌編も舞台化よろしくお願いします。

ていうか炎に焼かれながらパズルと心中する遊戯が見たいよ なんなら魂の解放編ということでもうそのシーンでその舞台終了していいからそこだけ見たい

 

 

 

以上架空の舞台の架空の感想でした。