マリーゴールド感想

マリーゴールドのライビュを見た 舞台のチケットが4分で完売した時発狂してしまったのでライビュの抽選が始まった途端なぜか速攻で川崎の映画館のライビュを予約した 別に川崎とか大して近くないしよく知らんのに、、浅慮な、、

付き添いに来てくれた方には感謝しかないけど何話せばいいか分からなくてテンパってアカチャンホンポでキャスターのギルガメッシュが超イケメンてゆう話をずっとしてた でも正直私はどちらかといえばアーチャーのギルガメッシュの方が好きかな 前髪を上げているため

シアターに入ったら心臓に悪いBGMが延々鳴り続けててキツかった つ~かぶっちゃけあたし末満のこういう爆重ゴシック的なノリあんまついていけないんだよね。、。とか思いつつ舞台が始まった 壮一帆がステージに降臨し全ての思考が奪われる あまりにも、、、あまりにも美しすぎる、、、、こんな美しい人間がいるんだろうか?今まで私は顔の良さというのは完璧な造形とほんの一箇所のクセに魅力があると思っていた 例えばバランス良く配置されたパーツに印象的な吊り目の顔など…バランスの良いパーツの配置というのは言い換えれば特徴がないということである 何事も抜きん出る部分がいくつもあれば棘となり方向性は失われてしまうが、まさしく顔の造形というのはこれなのだ 印象的なパーツはたった1つで良く、それだけが会う人の心に残る魅力となり得る 2つ以上はかえって印象を薄めるだけでしかない

しかし壮一帆の顔の良さ これはマジで凄かった マジでヤバイ 崩れたところが1つもない完璧な造形 絶対的に美形…魅力的な人間の顔を作る上で完全性は必要ないという持論、しかし完璧な造形とはこんなにも魅力的…神様とか多分こんな顔してるんだと思う

そして田村芽実田村芽実のためにマリーゴールド見に来た もうポスターの段階で今回の田村芽実のヘアメイクはかなり好きだってわかってたけどマジで良い 衣装が黄色なんですよね ガーベラ、、私パーソナルカラーとかそこまで熱心な方じゃないですけど黄色のドレスを着てる田村芽実はすごく可愛いと思いますね 黄色が似合う!田村芽実の顔も好きだわ なんか少女めいた雰囲気がすごく良かった 田村芽実、女優!

歌声も素晴らしかった 田村芽実の歌を聴くとすごく鳥肌が立って泣きそうになる 自分にとって懐かしい曲を聴いた瞬間脳が当時に帰るように歌が身体中に沁み渡るけど田村芽実の歌声は初めて聴く旋律なのにぎゅっと心臓が掴まれるように懐かしくなる 単純に技巧的に歌が上手いとかもちろんそれもあるけどなんかもっと高次のところで感動する 神様の歌声…

この後の流れあんま覚えてない 東啓介が歌ってる時脚長すぎて算数の時間に先生が黒板用に使ってたデカいコンパス思い出した 壮一帆の顔が良いし衣装の母親らしい袖とか腰のラインのドレスが良い 田村芽実が可愛いのに悲壮感と物語後半への悪い予感を醸しててスゲ~ってなった エリカの人歌声が美しい 出版社の女アニメ声過ぎてビビった マジで途中があんま思い出せない ダンピールは生まれつき内臓疾患があるって設定胸が熱くなるな 永遠なんてクソ食らえっていうかの有名なソフィアンダーソンのセリフをガーベラが言った瞬間発狂するソフィを見て隣に座ってた恐らくソフィのオタクの女がズビズビ泣き出してておもろかった シルベチカのことシルベチカ(偽)って思っちゃった… 明らかになるガーベラ出生の秘密 マジでヘンルーダ最低だと思う 母親 この世で母親という存在だけが清らか…それ以外の愛は全部俗物😤不要なり

最後 ヴァンプとなったアナベル 気付かず母親だけが唯一の救いと歌うガーベラ 泣きそうになった…誰からも愛されなかったガーベラ 最期にはガーベラに向けた愛情を行動に表してくれたヘンルーダもエリカもコリウスもガーベラにとって所詮その愛はガラス越しに咲く花 自分が触れてはいけない、自分に触れようとはしてくれない愛…母親だけ 母親の愛だけが本物…それ以外は何もいらない 母親の愛だけが必要だったのに…

イニシアチブによってガーベラを否定させられるアナベル ガーベラの絶叫…こんな悲しい絶叫って私聞いたことない トランプとか見て絶叫とか散々聞いたけどうるさいとしか思わなかった ガーベラの絶叫は心に突き刺さって悲しくて泣いてしまった どうして…

最期にガーベラを抱きしめるアナベル 2人の長い黒髪の巻き毛が絡み合って血の繋がりを感じた 本当は血縁なんて母と子供以外無いのだ 同じ血を体に流したのは母と子供だけ それ以外の血縁というのは遺伝子の形に共通点があるだけで実際には全く血が繋がっていない 他人 母親だけ 母親だけが家族 真実の愛…

ガーベラがマリーゴールドと名乗った時別の人間に切り替わったように思った この舞台で私はずっとガーベラのことをリリウムのマリーゴールドと地続きだと思って見ていたがガーベラが真にマリーゴールドとなった瞬間リリウムのマリーゴールドへ橋がかけられたように繋がったのを感じました 田村芽実さんは本当にすごい役者さんですね マリーゴールドがいずれ出会うリリー あんなに執着していたのはそれでも心のどこかで母親を慕うガーベラが生きていたから、母親の最期の言葉を覚えてたからなのか、、

カーテンコールでガーベラが祈るようにお辞儀してるの見てヒエ~って言いそうになった あまりに良すぎる…この挨拶の仕方を考えた奴は天才 下等で穢らわしいダンピールという設定とは相反するような清らかで幼気な様子…カーテンコールでようやくガーベラは化け物というよりお屋敷の少女だと気付いた 母娘だけが清らかな人間…清らかな愛であり、愛憎に穢れた化け物だったのは屋敷の外の世界の人間 ガーベラに罪があるとするならそれはダンピールとして生まれたことではなく外の世界に焦がれてしまったことだったんでしょうね 清らかに生まれ過ぎたために穢れた世の中では生きられない 短命とは穢れじゃなく穢れなさの証なんですね

時間なくてパンフレット買いそびれてマジ死ぬ 人間に愛玩用として飼われている双子の繭期の吸血種の話とかいう腐女子力5兆みたいな小説読みてえ〜